古い英国車にお乗りの方なら一度は耳にしたことがある「MOSS」。弊社取引先の強力なコネクションにより(笑)。中へ入らせていただきました。
外観から既に圧倒されました。いくら古いモノほど尊敬されるお国柄とはいえ生産終了から〜30年も経ったクルマのパーツ供給会社ですので見くびっておりました。トラックもMGBやMGAなどがコンテナに描かれた自社トラックですよ。
無料のカタログからパーツナンバーをメモしたお客さんが平日にもかかわらずひっきりなしにショールームを出入りしています。カウンターにて注文するとその場でストックから販売してくれるようで、エンドユーザー向けのスタッフだけでも十数人は忙しく対応しておりました。
オフィス内部は割愛させて頂きますが、業版部や経理部門、端末の管理やWEB、カタログの商品撮影部やDTP・デザイン室などふつうのちょっとした企業です。物流倉庫だけでもコストコ1店舗よりも遥かに大きいです。
コレだけ英国内に需要がありビックビジネスを展開しているのですから、それこそわが国内のショップさんと価格がうんぬんなんて比べるのは全く無意味ですよ、姉さん。売れる量が圧倒的ですから、本国が安いのはあたりまえです。
エンドユーザーの立場からは、通信手段や航空運賃が格段に安くなり本国から直接取り寄せられることに感謝しています。ですが同時に、クラッチマスターのインナーだけとかリーフスプリング、フロントガラスなどをまさか航空便で取り寄せる訳にはいきませんので、弊社取引先のBLSさんや英国旧車パーツの国内の供給各社さん、BRGさん、キャリーさんにも大変感謝しています。
また商品開発部では、新たに需要が発生するであろうパーツを実車をつかいフィティングをみながら、工場サンプルを造っていました。デモ車を探すと必ず数人は所有しているスタッフが社内におり、オレのでオレのでと殺到するので苦労しないとのこと。
開発担当のメカさんは写真をとるよといったら、恥ずかしがって隠れてしまいました。(笑)
さて直接本国へ注文する際に何かと便利なのが紙の製本されたパーツカタログかと思います。本国では無料で配られていますが、極東まで輸送するにはどうしてもコストがかかりますので(笑)。
ヤフオクなどで「いつのだよ?」って古いモノが出品されてますが、私どもが在庫しておりますのは【全て最新版】です。でよろしければ価格を付けてご用意しましたのでどうぞご利用下さい。
くわしくはこちらへ
また【パーツ番号でお問い合わせいただければ】「即答」にて在庫確認とお値段をお答えしますので、オリフラムへお問い合わせいただき、お時間とご予算をふまえ、その後本国での購入を選択していただくのも賢い購入方法です。お気軽にどうぞ。
※必ずパーツナンバーをお願いします。何かと手っ取り早いです。お買い物の煩わしさの例は映像でごらんください。
また「BMC・BMH・BLMC」時代の純正色を缶で取り寄せ、航空便での輸入がキビシく制限されているスプレー缶へ国内での充填サービスをはじめたいと思います。こちらもあわせてご相談下さい。私のMGB GT V8は「テイルブルー」ですのでまずは私のクルマ用に1本制作してみてお値段付けさせていただく予定です。
今までMOSSにパーツを依頼したことは無いのですが、頼んでみたくなりました!
こんなすごい企業だったとは・・・
こういった商売が成立するヨーロッパ市場はやはり自動車文化のレベルが高いのですね〜
日本は「産業としての自動車」はトップクラスかも知れませんが、「文化としての自動車」は世界とは格差が大きいですね、残念です。
絶版車のパーツ売る
「レベルじゃねぇぞ」。
http://www.youtube.com/watch?v=1SaL--WAb0s
です。(笑)
袖ヶ浦フォレストレースウェイもいま大変みたいですが、
文化としての自動車をコレから頑張って変えて行きたいですね。
USのMOSSに、円高便乗で依頼してみました。
結果、オイルフィルター欠品、バックミラー欠品でした。英国ではそんなことはないはずでした。
やはり、UKにお頼みするべきでしたw
ティールブルーのスプレー、欲しいです!!