さて右目の配線が終わったところで、今回は電源の配線の接続からです。時間の配分の関係から時系列でブログに書くことができなくてご免なさい。MGBは既にクーラーの取り付けのために現在は、ガレージです。この頁はちょっと長くなりますが、このブログのMGBというカテゴリーが30頁で一区切りになってしまうので一気に書いてしまいます。
さて、電源ですが古い英国車の多くがリアトランクやリアシートの下にバッテリーが配置されています。このHIDキットはリアトランクにバッテリーを有する主にクラシック・ミニ用にセットされていますのでバッテリーが後部に配置されてるMGBでも特に別途配線を用意することなくすんなりと引くことができました。
バッテリーからサイドシールの戸あたりゴムの中に配線を通し、ちょうどゴムでふたがしてある配線用の窓が空いてますので、助手席側から配線をだしてボンネット側へ出すことにします。
前回ヘッドライトにリレーを付けたときにバッテリーから電源を引いてくるこの作業が面倒でリレーへいく電源をスターターから来ている+に繋いで横着をしてましたが、今回の作業の中でこの作業が一番ラクでした。HIDはちょっとという方もヘッドライトにリレーを付けると車両火災の原因の一つであるライトスイッチのショートも防げますのでチャレンジしてみてください。ちなみに私は
ボッシュ製のリレーキットを購入し取付けていました。
ゴムのふたに穴をあけホームセンターで購入した配管用のねんどで隙間を塞いでおきます。でもこの窓は本来何のために空いてるのでしょうか??ちょうど良すぎて、感謝です。ボンネット側に出た配線は別途購入しておいた結束用のパーツでヘッドライトあたりまで持っていきます。
電源をボンネットからフロントグリル付近まで引き込めましたので早速
【その2】で配線が終了している右目にバーナーを取付けて正しく点灯するかどうかテストします。
但し本当に注意してほしいのが、イグナイターには高圧電流が流れますので感電するとヤバいです。
万が一死んでしまうので、自信のない方はぜひ整備工場やショップさんで取り付けを依頼してください。
私のクルマにはキルスイッチが付いていますのでこの辺を触る際には必ずオフにしてました。ヘッドライトはキーを抜いても電源が入るクルマがあるので、必ず作業途中はバッテリーにつながってる電源は外してください。
ここで30秒ほど点灯テストを兼ねてカラ焼きをしておきます。これはバーナーに塗布されている薬品を飛ばす必要があるからだそうです、これをしておかないとランプ内部でこの薬品が気化しレンズが白く濁ってしまう場合があるとのこと。また本当にまぶしいです直視しないでください(笑)。
キットの動作確認ができましたので一気に作業を進めます。左側も同じ様に穴をあけて配線を通します。銀色のボックスがイグナイターでわかり難いですが黒いボックスがコントロールボックスです。各パーツのくわしい寸法などはオンラインショップ内の商品詳細のページでくわしくご紹介いたします。。
このあとクーラを付けますのでそれぞれのユニットは完全に固定せず仮止めして終了としましたグリルを元に戻し早速両眼を点灯です。
正直ここ迄白いとは思いませんでした。明かるさは色の温度とは関係なくオレンジっぽい方が明るいので視認性は科学的にはあまり変わりませんが、太陽光に近い~6000Kの色温度は私の感覚ではセンターラインはHIDの方が見やすく目が疲れません。また相手側からこちらを気づいてもらえる確率は俄然上がったと言えるでしょう。
またこのクルマはマルチリフレクターを入れてますのでこんなにキラキラですが、通常のレンズのランプでしたらもう少し落ち着いた趣きになるかと思います。
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